休みたいなら辞めればいい。。。

「休みたいなら辞めればいい」という発言がちまたを騒がしています。

最近問題発言が多い今日この頃ですが、取り上げ方を間違うと、とんでもない方向に走っていくな、とも感じています。

経営のギリギリな中小企業や、ニュースの中にあった残業をして独立するための資金を稼ぐ、など、休みを返上しても働かなければならない人、働きたい人、色々事情はあると思います。

それをこのような発言で一緒くたにしてしまうのもどうかな、と。。。

報道も、なんか一つの方向に走っているような気もします。

「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」

と言ったとされる発言内容、これは、会社の利益を搾取している側の発言ではなく、働いている労働者から出てきて然るべき内容じゃないかと思いました。

これを言い換えると、
「社員全員が休日返上で働かないと成長できないし給料も上げられない。たっぷり休まれて、結果的に会社が傾き業績が落ちるのは許せん」
と言っているのと同じです。

つまり、企業トップや経営陣の能力云々を、社員に押しつけているわけですな。。。
あ、経営の厳しい中小企業は、別ですよ。

大企業は、社員にたっぷりと休みを与え、それでもなお業績が上がるような手腕を持った会社トップじゃないとね。。。
そうじゃないと、先のような発言が。。。