PTSD

今日のネットのニュースの中で、福知山線脱線事故の看護でPTSDと診断された元看護師が、国に労災認定を求める訴訟が起こされたとありました。

事故があって、その方が勤務されている病院に計１１３人の負傷者が搬送されて、数日後からいろいろな症状に悩まされたということです。

きっとニュースなどでその事故に遭われた方たちの情報を目にしたからでしょう。

私もこの事故に限らず、いろいろな事故や事件が報道されて、それを見、その犠牲となられた方のことを考える時、涙を流さずにはいられません。

第三者でさえそうなのですから、この看護師の方のショックは、計り知れないものなのではないでしょうか。

西宮労働基準監督署の「事故時の緊急医療業務は問題にならない程度の心理的負荷だった」という判断は、あまりにも人間味のないものだと思います。

最近の世の中、いろいろなものが便利になり、人を介さなくても手軽にいろいろなことができる。手軽でいいのかも知れませんが、反面、人間味がなくなった、パサパサした味気無い社会になりつつあると感じます。

時代の趨勢なのかも知れませんが、もっと人と人のつながり、暖かいつながりをもった社会にしたいものです。

コメント 1

>パサパサした味気無い社会
オイラも感じます。
人と人の繋がりって、とっても大事な物だと、
オイラも思います
by ヤマメのあくび (2008-11-19 18:46)