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各種調査に関して [いろいろ。。。]

最近、種々な事柄に対していろいろな調査が行われ、ネット上のニュースなどで公開されています。

そのような公開される調査結果の中で、一番多く目に付くものが、それぞれの事象をパーセンテージで示した「割合」の調査結果です。

今日も、ニュースを見ているとやはりありました。

内容は、

 「児童虐待の7割が核家族で起きている」

という内容のものです。


職場で、よく安全教育の中で言われることが、「若い世代に事故が多い」ということがありました。

それと同じで、しっかりとそのソースを見極めないと結果のもつ意味が大きく変わってきてしまいます。

つまり、職場の例で言うと、「若い世代」は大勢います。
その結果、事故の単純な数値や、全体の割合で見れば当然「若い世代」が起こす事故は当たり前のように多くなってしまいます。
でも、それでは、何が原因なのか、何をすれば事故を防げるのか結果は見えてきません。
言っていること、分かりますよね。。。
ソースをしっかりと分別しないと、正しい結果が導かれない、ということです。

今回の児童虐待の調査に関しても、「ん?」と思い、ちょっと調べてみました。

この調査は奈良県の調査なのですが、調べてみると、平成12年国勢調査時の奈良県の核家族の割合は、60~65%です。
この調査から既に8年が経過していることを考えると、奈良県の核家族の割合は既に7割を越えている可能性は高く、この「児童虐待の7割が核家族」という調査結果は、単に奈良県の核家族の割合を反映したにすぎない可能性が極めて高いとは言えないでしょうか。


最近、よくアンケート結果や調査結果が公開されますが、その結果を見る者としては、しっかりとその根拠、ソースを見極める必要があると感じるとともに、身のある調査をしていただきたい、と思いました。
この調査結果が、なんらかの成果を出せることを願っています。

子供は、宝です。
しっかり育てないとね。。。
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