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ナント、「モバイルマップNavi」でルート表示!! [Zaurus SL-C3200]

前回、「MadMaps」のルート表示のため、「Alpslab」ではなく「MapFan.net」を使用してルートを検索し、「MadMaps」に表示する方法を書きました。

そして、その記事の最後に、「モバイルマップNaviでも、ルートが表示できる!」と宣言しましたよね。

今回は、その件について詳しく紹介したいと思います!!

おそらく、一部の方はすでに「モバイルマップNavi」で、ルートを表示させて使っていることと思います。何せ、私のようなドシロートでも、考えつくようなことですから。

結論から申しますと、今回紹介します「モバイルマップNavi」のルート表示は、「モバイルマップNavi」の「移動履歴の表示機能」を使用して行います。
「モバイルマップNavi」の移動履歴は、「.pot」という拡張子で、あるフォルダに記録されます。
そして、「移動履歴の表示」をオンにすると、そのファイルに記録されているポイントが線で結ばれて表示されるわけです。
逆を言えば、その移動履歴もどきの「.pot」ファイル(ルートファイル)を作り上げて、インプットしてあげれば、履歴でなくても表示されるわけで、それが今回紹介する「ルートの表示」です。

簡単でしょ?

ちょっとプログラミングに詳しい方だったら、ちょいちょいとプログラムを作っちゃうのではないでしょうか。
私は、プログラムにも、Linuxにも無知なので、色々なところから色々な道具を引っ張り出して、「MapFan.net」のルートファイルから、ザウルスに入れる「.potファイル」を作るようにしました。

具体的には、「MapFan.net」でルートを作成してから3回ほど(3回も!!)変換をし、ザウルスに入れ込みます。
ちょっと面倒ですが、私的には苦になりませんので。。。(^_^;)

あ、swさん、中澤和夫さん、カッチャンさん、リンクを張らせていただきました。ありがとうございました。
このお三方がおられなかったら、今回の記事もありませんでしたから。。。感謝、感謝m(_ _)m

それでは、その手順を紹介します。見たい方は「続きを読む」をどうぞ。


まず、下準備です。

1 Windows PC
2 SDカード(128MBぐらいはあった方がいいかも)またはザウルスに繋げるためのUSBケーブル
3 ネット環境
4 「Tree!Explore QT」
あ、もちろん「MapFan.net」への登録も。。。

あと、プログラム等で必要なもの。

1 「sw」さんの「おまけ」のページ
2 「中澤和夫」さんのブログ「風を聴け」のこのページから、「g7towin.exe」
3 「カッチャン」さんのWebサイト「BBSK」から、このページの、「GPSCtoK.exe」

2と3の「.exe」は、右クリックでデスクトップなどに保存しておくと便利です。

さて、まず「MapFan.net」で、ルートを作成し、「結果を保存する」で保存します。
保存したルートは、先のブログでも紹介したとおり、
C:¥Documents and Settings¥Owner¥Application Data¥Increment P MapFan.net¥Route
にあります。
     ※「Owner」は、「ログインしているユーザ名」です。
    ※※この保存先は、「マイコンピュータ」の、「ツール」→「フォルダ オプション」
       →「表示」タブで、「ファイルとフォルダの表示」を「すべてのファイルと
       フォルダを表示する」にしないと表示しないフォルダがあります。

このルートファイルを、上記の1で「.trkファイル」に変換します。
「出力フォーマット選択」は「PCX5 TRK」にチェック。
上記の保存先から当該ルートファイルを選択して、「変換」。
すると、新しいタブかページでテキストファイルが出てきます。
もし、保存のダイアログが出てきたら、デスクトップに保存してください。
これを「すべて選択」→「コピー」し、「NotePad」でデスクトップに保存します。「.txt」ファイルでokです。
保存したファイルの名前を、「×××.trk」に書き換えてください。名前(×××)は適当に。。。
注意喚起の表示がでますが、無視。

次に、2の「g7towin.exe」をクリックし、「実行」。
出てきたウィンドウに、先に変換した「×××.trk」をドラッグ・アンド・ドロップします。
すると、なにやら表示されますので、そのまま「File」→「Save IGC Track File...」。
すると、「IGC File Format」というダイアログが出てきますが、何もいじらずに「Save」。
保存場所を聞いてくるので、デスクトップを指定し、保存します。
すると、デスクトップに「IGCFile.igc」というファイルが保存されます。

さて、次。
3の「GPSCtoK.exe」をクリックし、「実行」。
「GPSデータ変換 1ファイルのみ」をクリックすると、「ファイルを開く」ダイアログが出てきますので、先の「IGCFile.igc」というファイルを選択し「開く」。
すると、デスクトップに「IGCFile.POT」というファイルができあがります。
これを「track.pot」という名前に変更します。

ここまでできたら、あとはザウルスに移植するだけです。
SDカードに入れても良し、直接USBケーブルで入れても良し。
どこか適当に「Documents」以下に入れてください。

「Tree!Explore QT」で、先の「track.pot」を「コピー」または「切り取り」し、
/home/zaurus/Documents/sd_map/sharp/pot
以下に「貼り付け」してください。
以前のトラックファイルがある場合は、「上書き」してください。
以前のファイルを残しておきたい場合は、SDカードなどにとっておいてくださいね。

「Tree!Explore QT」を終了し、「モバイルマップNavi」を立ち上げると・・・・
ほら、ルートがあるでしょ?\(^o^)/
さあ、ルートに沿って、進もう!!

しかし、このルート、GPSを起動すると1秒ごとにブリンクします。。。(-_-;)
最初は見づらいな、と思ったのですが、ブリンクすることで、下の地図が確認できるので、かえって便利かも、です。(^_^)v
でも、ポイントとポイントを結んでいるラインが非常に細いので、ちょっと見づらいかな。。。^^;
この辺は、もしラインの太さを変える方法をご存じの方は、お教えください。
また、一発で変換できるプログラムをお持ちの方は、公開していただけると嬉しいですね。。。

ちなみに、「Alpslab」からのデータを使えないかな、と色々さがして、最後の「.pot」ファイルにするまではできたのですが、どうやら測地系が違うらしく、「Alpslab」のデータを使ったものはどうやってもずれてしまいました。
この辺も、測地系を変換できる方法をご存じの方は、教えていただけると、嬉しいですね。

と、まあ、こんな感じです。
これで、ザウルスをフリーズさせながらツーリングしなくても良くなりました。

皆さんも、活用してくださいねぇ~~~(^o^)/~~~


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